弊社は、山梨県回収冷媒管理センター(山梨県冷凍空調設備事業協同組合）
を併設しており、フロン回収等環境問題にも積極的に取り組んででおります。

 

オゾン層の役割

上部成層圏に存在するオゾン層は、280～320㎚短波長の有害紫外線を吸収する役割を果たしています。この吸収は、地表に届く紫外線の量を調節し、人間の健康や生態系を保護します。特に、紫外線は皮膚がんや白内障などの健康問題を引き起こす可能性があるため、オゾン層の存在は地球上の生命の維持に不可欠です。さらに、オゾン層は大気の温度分布を調節し、気候を安定化させる役割も果たしています。しかし、古い冷蔵庫やエアコンの不適切な廃棄、修理時のフロンガス漏洩、スプレー缶や気圧容器の不適切な使用などがフロンガスの大気放出を引き起こし、オゾン層を破壊します。

フロンガスがオゾン層を破壊する主な理由

フロンは化学的に不活性なため、大気中に放出されると対流圏（地上15㎞）ではほとんど分解されずに成層圏まで達し、そこで太陽からの強い紫外線により、光分解され塩素分子を放出します。この塩素分子が分解触媒となって、連続的に成層圏のオゾン層を破壊します。

 

私達の取り組み